思い出しながら書くと意外と書くこといっぱい出てきてビックリしてます。
続きからですが、結局友人といったはじめてのパチンコは勝ちました。(勝ってしまいました)打った台は新大江戸日記というパチンコです。今やどこにもないパチンコだと思います。100円の投資で3000発ほど球が出てきました。レートは0.5パチで換金率もそれほどよくないお店でしたので1000円程度のプラスでした。
ただ、当時の僕には衝撃的な出来事でした。ものの15分台に座っていただけで1000円ももらえた!はい。典型的なギャンブル依存症予備軍です。帰り道は興奮した状態で友達とパチンコの話をしながら帰りました。これがまた楽しかったんです。友達とパチンコの話をしていること楽しかったんです。恐らくギャンブルをしない人にとっては何が面白いのそれ?と思われることでしょう。その通りです。それが普通です。ただギャンブルをした時、特に勝った時は、その話がとにかくしたいのです。何故なのかは分かりませんが、8年経った今もそう思うので、そうなんです。
話が逸れまくるので戻します。
初めてのパチンコから暫くは普通の大学生活を送っていました。授業にも出てたしサークル活動もしてたしバイトもしてました。
ただ、ここである転機が訪れました。大学2年生の夏ごろでしょうか。僕はバイトで貯めたお金で車を買いました。中古のボロい車でしたが、僕の生活圏は車がないと中々厳しい環境で皆んな大学2年生くらいから車を持ちだします。車を手に入れてからは自分の活動範囲がめっちゃ広がりました。その当時のバイトを辞め、車が必要だけどもっと時給のいいバイトに移ったりしました。
僕の新しいバイト先は駅前の近くでしたが、よく渋滞する場所で、遅刻しないように毎回早めに出発していました。そこに2つ目の落とし穴がありました。僕のバイト先のビルの横にはパチンコ屋さんがありました。ある日バイト先に向かう途中の道がえらく空いてて、1時間ほど早く着いてしまいました。車を止めてバイト先に入ってもよかったのですが、僕の足はフラフラとパチンコ屋のほうに向いてました。何故かはわかりません。ただ、前回のパチンコ体験からパチンコは怖いものじゃない!面白いものだ!と脳が錯覚していたのは間違いないです。軽く時間でも潰すかーくらいの感覚です。
今考えるとバイト1時間前によくパチンコ打てるなと思いますが、当時はサクッと打ってサクッと出して帰るもの程度にしか考えてませんでした。
ただ1人で打つのは今回が初めてだったので、多少緊張してたのを覚えています。でも何のプライドがわかりませんが、舐められないように玄人ぶった顔で台を物色してました。適当に座った台はルパン三世の徳川の秘宝がなんとかってやつです。千円札を入れ貸し出しボタンを押すと一度で500円分が出てきました。前回の店では一度に100円ずつ出てきたので、店によって違うんだなーくらいに考えてました。そう、僕が座った台は4円パチンコでした。そして今回もサクッと当てて1500発ほどの玉が出てきました。え?こんな簡単に千円稼げるならバイトしなくていーじゃん!とか思いながら換金所にむかいました。そして換金所で6000円を貰いました。ん?6000えん?あれこれ間違えててない?とか思いながら、いや貰っちゃえばいいか、いや通報されたらどうしようとか考えてました。もうバイトの時間まであまりなかったので、とりあえず後で確認しようとそのままバイトに向かいました。(バイト中にレートが違うことに気づきました)
この出来事をきっかけに僕の大学生活は静かに狂い始めました。ただ、狂ったと言っても脇道にちょっと逸れたくらいです(今の状況を考えれば)。人生の本筋には影響が出てないし、いくらでも修正の効く範囲内でした。あの当時だったらですが。今は本筋から大きく逸れて自分がどこを歩いているかもわからない状態です。ただ正常な道ではないことははっきりしています。
ちょっと詳細に書きすぎて話が進まないので次からはざっくり書きます。
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