そろそろ終わりの時間が近づいてきているようなので、これからのことを文書に残しておこうと思います。
その前に今日までの自分について書きます。
最初に道を踏み外したのは大学一年の夏でしょうか。
僕は県外の大学に進学し、夏休みに実家に帰省していました。実家はかなり田舎で車がないと出かけることもできないので、家でゲームしたり昔買った漫画を読み返したりとダラダラ過ごしていました。
退屈だなーと思っていたある日、高校の友人から遊びの誘いがありました。しばらく家から出ていなかった僕は、二つ返事で承諾しました。とはいっても地元で遊ぶ場所といったらゲーセンやボーリング、カラオケくらいのものなので、どれにしよーかなーとか考えながら友人の車に乗り込みました。
「何しよーか?」と友達に尋ねると、「最近ちょっとハマってるもんあんだよねー」と言ながら車を発進させました。なんかゲーセンにオモロいゲームでも入ったのかな?なんて思いつつ、しばらく車を走らせ着いた場所はパチンコ屋でした。
パチンコ?ゲーセンとかに置いてあるのは見たことあるけどやったことはないなーとか思いながら、「パチンコやったことないしお金もあんまり持ってないんだけど。」と友達に伝えました。友達は「だいじょぶだいじょぶ!ゲーセンくらいの感覚で遊べるレートだから!」と言ってパチンコ屋の中に入っていってしまいました。(レートは確かに0.5パチ〜1パチがメインの低レート店でした)
正直パチンコのイメージって自分の中ではそんなにいいものではありませんでした(漠然としたものですが)。ただ、店の外でボーッとしててもしょうがないと思いとりあえず入るだけ入ってみるかということでお店の中に入りました。
中はすごい爆音とタバコが雲みたいに渦巻いたヤバいところでした。ヤンキーみたいなのがチラホラいるし、自分はすごい場違いなんじゃないか?と思いしばらく隅っこをウロウロしてました。すれ違う人が全然道をゆずろうとしてくれなかったのを何故かよく覚えています。そういうルールでもあんのかな?もう出るかーとか思って出口に向かう途中で先に入った友達に手招きされました。
とりあえず狭い通路を通って友人の近くに行くと、横の台を指差してなにか喋ってました。座れってこと?って思いながらとりあえず着席しました。「これあたり軽いやつだからとりあえずこれ打ってみれば?」と友人に言われました。(いわゆる甘デジです。)
まぁ座っちゃったし、友人も当然打つでしょ?みたいな顔してるし、まあ千円だけ入れてみるかと思いサンドに千円札をいれました。ここが僕が一歩目の道を踏み外したときです。
今思い返してみますと、パチンコに誘ったこの友人のことは全然恨んでないですし、なんなら地元に帰ったらたまに飲みにいったりもしてます。この前同級生の結婚式にも一緒に参列しました。なぜ恨む気持ちはないのか考えてみると、確かに今僕がこういう状況になってるきっかけは彼だったのかもしれませんが、今に至るまで何回も、何十回もこの状況を回避できたポイントがあったからです。それを自分で選択して全て悪い方向に進んでしまいました。だから自分が一番恨んでいるのは自分です。馬鹿すぎて救いようのないクズだと思っています。もう数年自分と付き合ってきたので確信できますが、もうこの症状は死ぬまでなおりません。間違いないです。
話が逸れましたが、ちょっと疲れたので一旦ここで書くのやめます。あと2、3回くらいの投稿で今の状況まで辿り着けるかな?と思います。
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